三育小学校ブログBlog
第1回入学生が懐かしいお話をしてくれました!~ジュニアチャーチ
冬休み明け最初の安息日の今日は、ジュニアチャーチで本校の第1回入学生の森武真理子さんがお話をしてくださいました。42年前、西桔梗に開校した当初の懐かしいお話を、たくさんの証をまじえてお話してくださいました。畑に囲まれていたキャンパスのため、農家の方が畑に肥料をまく前に、学校へ連絡してくれ、肥料の臭いが入らないように、校内放送で「教室の窓を閉めてください」というアナウンスが度々あったこと、グラウンドの赤土が雨のたびにまわりの畑に流れてしまうので困るという苦情があり、みんなで土のうを作り、雨の予報の時は、みんなでグラウンドの端に土のうを運んだこと、グラウンドがななめになっていたために、運動会の綱引きで困ったこと、スクールバスがなく、函バスを2回乗り換えて、2時間かけて通っていたこと、当時は体育館もチャペルもなく、冬は雪の中で体育をやったこと、バス停の近くに犬がいて怖くてバスに乗れないでいるとき神様にお祈りしたら、不思議と知らない大人の人が助けてくれたり、バスに乗れなかったときは校長先生が車で通りかかって乗せてくれたりしたこと、スクールバスを与えてくださいとお祈りしたら、小さなスクールバスが与えられたこと、ななめのグラウンドも親切な方によって平らにしていただけたこと、近くに高速道路が通るために学校を引越しなければならなくなり、悲しい思いをしたこと、今の学校には体育館のオレンジ色の下駄箱や木製のステージなど当時のキャンパスで使っていたものを今でも使っていることがわかり、とてもうれしかったこと、当時は、学校の施設や設備は十分に整っていなかったけれど、毎日がとても楽しかったことなどを、絵や写真を用いながら、わかりやすくお話してくださいました。貴重なお話を聞かせてくださった森武真理子さん、ありがとうございました。またあらためて、この函館に、三育小学校をつくるために努力してくださった函館教会員はじめたくさんの方々と函館三育小学校を建ててくださった神様に心から感謝いたします。